認知症による徘徊の予防や防止に効果的な徘徊防止グッズ【ケース別】

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認知症による徘徊の予防や防止に効果的な徘徊防止グッズ【ケース別】

徘徊は主に認知症中期に症状が悪化してくるとよく見られる症状です。

徘徊の仕方も、家の中を歩き回るケースや、ご老人なのに何キロも離れた場所まで行ってしまうケースなど様々なタイプがあります。

近年、徘徊したまま家への帰り道が分からなくなった認知症の人が行方不明になってしまう事件が急増しています。
警察庁の統計によりますと、去年だけで認知症が原因で行方不明になってしまった人の数はなんと12,208人もいるのです!

参考:平成27年中における行方不明者の状況

徘徊は特に介護者の負担が大きい症状のひとつとも言われています。
大切な身内が徘徊した先で事故にあったり行方不明になったりしたらどうしよう…と、介護者の方は常に心配や不安を抱えることになります。
そういった精神的な負担から、介護疲れに陥り体調を崩してしまう介護者の方は少なくありません。

認知症の人の安全を守り、認知症の人の介護者の負担を減らすためにも徘徊対策グッズを使うことをオススメします。

徘徊の症状はご本人の環境や性格によって異なりますので、全ての徘徊グッズが効果的というわけではありません。
徘徊対策グッズにもメリット・デメリットがありますので、この記事ではケース別にオススメの徘徊対策グッズをご紹介していきます。

徘徊の予防や防止に効果的なグッズ

徘徊グッズ迷う

徘徊防止グッズは調べてみると色んな種類のものがあるので、いざ使いたいと思っても迷ってしまいますよね。

グッズを選ぶ前に、身内の認知症の人の徘徊がどんな特徴を持っているか観察して知っておくと、あらかじめどういうグッズを使えば良いのか決めやすくなります。

  • どういったタイミングで徘徊することが多いのか
  • 徘徊するときにカバンなど持ち物は持って行くか

など、ざっくりとでも良いので認知症の人の徘徊のパターンを知っておきましょう。

日中、目を離した隙に家から出ようとする場合

同じ家の中に介護者の方がいらっしゃるのであれば、ある程度は徘徊しようとする前に気づくことができます。
しかし常に同じ部屋で見守っているわけにはいかないですよね。
介護の他にも料理や洗濯、子どもの送り迎えなど目を離している時の方が案外多いものです。

認知症の人が何か行動を起こしたら知らせて欲しい…

そういった場合には、人の動きに反応してお知らせしてくれる人感センサーグッズがおすすめ。

人感センサー(赤外線センサー)の使い方・特徴

人が通った時に人感センサーが反応してメロディーや光でお知らせしてくれます。
人感センサーを内蔵した送信機と受信機がセットになっているものが多く、送信機は人の動きを感知したい場所に、受信機は介護者の方が確認できる場所にそれぞれ設置します。

ワイヤレスチャイム(販売HPはこちら

価格 5000円〜7000円ほど
商品の特徴 送信機が人の動きを感知すると離れた場所の受信機が音でお知らせしてくれます。
送信機は防雨型なので屋外にも設置できます。
音量を調節することも可能です。
窓に取り付けるマグネットタイプもあります。
設置場所 玄関、窓、階段、ドアなど

フロアマット

よべーる6100(販売HPはこちら

価格 33000円〜
商品の特徴 利用者がマットを足で踏むと受信機から音が鳴ってお知らせしてくれます。
メロディーとアラーム、お好きな方を選択できます
設置場所 玄関、ベッドの下

※音があまり大きすぎたりうるさいものだと、認知症の人を驚かせてしまう危険があるので注意が必要です。

深夜に徘徊をしてしまう場合

夜中

夜中、介護者が寝ている間に徘徊してしまうケースは非常に多くみられます。
認知症になると時間の感覚も失われていきますので、ご本人は夜だと認識していないことも。

深夜に暗い道路を徘徊するとなると、見通しの悪さから余計に道に迷いやすくなったり、交通事故にあってしまう危険も増してしまいます。

日中であれば、上でおすすめした人感センサーを使用すれば十分だと思いますが、深夜となると介護者の方も眠っていて人感センサーのアラームに気づかなかったり、アラームが眠りの妨げになることが考えられます

ですので深夜の徘徊対策には、介護者の方の眠りを妨げず認知症の人の安全も守ることも出来る「徘徊防止鍵」の取り付けをおすすめします。

徘徊防止鍵の使い方・特徴

玄関ドアに取り付けることで、内側から開けられないようにすることができます。
鍵専門の作業員が取り付けてくれますので、ほとんどのドアのタイプに対応しています。

両面安心

家研 両面安心錠(販売HPはこちら

価格 20000円
商品の特徴 玄関ドアに追加で取り付ける補助錠です。
本の鍵で外側と内側から鍵をかけることができます。
ワンドア2ロックなので防犯にも効果的です。
設置場所 玄関、勝手口

徘徊防止だけではなく、空き巣対策など防犯にも効果が期待できます。
玄関用以外にも窓に取り付けるタイプのものもあります。

窓の鍵

家研 鍵つきクレセント(販売HPはこちら

価格 20000円
商品の特徴 簡単に開けられてしまう窓の錠を鍵付きの錠に交換します。
鍵を閉めると錠を開けることが出来なくなります。
設置場所

徘徊防止鍵は、夜間の間だけや介護者の目が届く範囲の限られた場合に使用してくださいね。

一緒に外出中に勝手にどこかへ行こうとする場合

一緒に買い物へ行ったり病院へ行ったりしている時に、ふらふらと勝手に移動するタイプの徘徊もあります。
付き添いの方が窓口でお会計をしていたり店員さんと話している間に、見失ってしまうというケースが多いです。

そういったケースの場合、認知症の人が介護者の方と離れるとお知らせしてくれる「離れるとアラーム」のような無線式捜索装置を使うといいでしょう。

無線式捜索装置の使い方・特徴

設定した範囲から子機を持った人が離れると警告音が鳴ってお知らせしてくれます。

magicカーディアン

マジックガーディアンCH-AM07(販売HPはこちら

価格 4424円
商品の特徴 警告音はそれぞれ以下より離れたら鳴るように設定できます。
10m、20m、50m
最大半径500mの範囲まで確認できます。
使用シーン 認知症の人との外出時

万が一徘徊が起きてしまった場合の備え

ここまでは徘徊を事前に気づくため、または防止するためのグッズをご紹介しました。
しかしどんなに対策をしていても徘徊は起きてしまうことがあります。
万が一に備えて、徘徊が起きた時に迅速に認知症の人を見つけられるような対策も必要になります。

GPS位置情報提供サービスを利用して居場所を確認

GPS機能がついた端末を認知症の方に持ち歩いてもらうことで、今どこにいるのかパソコンや携帯などで簡単に検索することが出来ます。
無線式捜索装置と異なりどれだけ離れた場所でもかなり正確な位置を把握することが可能です。

いまどこちゃん

安否確認・生活支援見守りサービスいまどこちゃん(販売HPはこちら

価格 初期費用5000円、月額1800円〜
商品の特徴 生活防水付き
持ち歩いてくれるか心配な場合は別売りの靴もあります
使用シーン 認知症の人の衣服やカバンに身に着けます

ココセコム

ココセコム(販売HPはこちら

価格 初期費用7400円、月額900円〜
商品の特徴 万が一行方不明になった場合、セコムのスタッフが現場へと駆け付けてくれます。
オペレーションセンターで電話をかけても位置情報を確認できるので、パソコンに不慣れな人でも使いやすいと思います。
使用シーン 認知症の人の衣服やカバンに身に着けます

ココセコムはもし認知症の人が遠い場所まで移動していてご家族の方が現場へ行くのが困難だった場合、緊急対処員が家まで送り届けてくれるサポートも行っています。
万が一行方不明になってしまった場合も安心ですよね。

まとめ

徘徊に予防や防止に役立つおすすめの徘徊防止グッズのご紹介は以上になります。

徘徊防止グッズは大きく以下の2つのタイプがあります。

  • 予防や軽減に効果があるもの
  • 行方不明になった場合に効果を発揮するもの

徘徊対策は、「事前の対策」と「万が一の備え」この両方をしっかり準備しておくことが重要になります。

ものによっては安価で手に入れることが出来たり、即日試すことが出来るタイプのものがありますので、ご本人やご家族に合ったものを見つけましょう。

ただし、道具はあくまでもサポート的な存在です。徘徊対策グッズ任せにせず、認知症の人との対話やコミュニケーションは常にとるようにしてくださいね。

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